フォトシンス 組み込みエンジニアの @ishturk です。
今日は AkerunPro の認証に NFC ring を運用してみて2ヶ月くらい経ったので、使用感等レビューしてみます。
動機
AkerunPro開発後、スマフォ、Suica、Suica on iPhone7 と運用していました。どれも便利なのですが、得手・不得手がありますね。
そこで僕の脳内に、「ウェアラブルが最強なのでは?」という考えが膨らみ、気がついたら Indiegogoでポチってました。
使ったのはこちら
このリングには、チップが3つ乗っています。 今回はそのうちの、「NFC Module」を使います。 (余談ですが、他の2つもNFCとして使えるみたいですね?)
使ってみる
こんな感じでかざします
使用感
基本最高です!
pros
- 身につけているので持ち歩き不要。僕のようなうっかり人間には良いです。
- 手をかざすので、ポケットから取り出すなどのワンアクションが省ける。ここが特に体験的に気持ちいいです。
- (おまけ) 手をかざして開けると、後ろの人が おおおおっ とリアクションしてくれる。みんなSF大好きです。
cons
- 両腕がふさがっている(持ち上げられない)と詰む。NFCカードでも同じですが。スマフォであれば荷物持ちながらも、手元で操作することができました。
- 指輪が回転してしまうと読み取れません orz。 ここは指輪のデザインで解決したいところですね。ストーンがはいってたりすれば素敵。
その他
- 一般的なリングに比べて大きいので、手を洗うときなど、ちょっと気になります(リングは防滴です)。
- 1サイズ大きいものを買ってしまったのでたまにすっぽ抜けて焦ります。サイズ重要。
最後に
今回のお話は
- 入室しようとしている人が本人であるか
を確認するメソッドのひとつとしてNFCリングをつかってみました。
認証するために何かを持ち歩くという行為は、結局物理鍵を持ち歩く行為に近いので、超えられない体験の壁が一枚ある気がしています。 一方で、指紋などの生体認証は、交換が効かないので、漏洩や損傷時のリスクが大きいです。治安が悪いところでは、認証情報を盗むために指を奪われる、なんていう映画の世界だった事件が現実になるかもしれませんね。
そういった事情から、「とりあえず」個人的には、ウェアラブルが丁度いいとおもっています。
何がベストかは時代を引っ張って追求していきたいですね。