はじめに
こんにちは。エンジニアのnaritakuです。
弊社では有志によるサークル活動が行われています。
本記事では直近の電子工作サークルの活動のレポートとさせていただきます。
Akerunコントローラーを開閉できるボタンを作ろう
開催に至った経緯
社内の扉にはAkerunコントローラーやAkerun Proが取り付けられています。
退室時に利用できるAkerunコントローラーの解錠用の外部ボタンが欲しいとの声を聞いたため、サークル活動の一環でボタンを作り、取り付けてみることにしました。
活動
買い出し
休日にサークルメンバーと秋葉原まで買い出しへ行きました。

電気街を探索して、スイッチ、配線、台座などを買いました。
その場では出会えなかったパーツはAmazonなどでも買い集め、組み立て作業に備えます。
資料作成
エンジニアだけでなく、営業や人事など他部門の方も参加していただく予定になっていたので、 改めてAkerunコントローラーがどんなものか、買い物時にどんなボタンを選定したポイントや、どんなボタンが世の中にあるのかを事前にまとめておきました。

開催にあたってコントローラーの回路図や構成部品を見ることから始めたので、改めて自分の理解が甘い箇所を把握でき、1エンジニアにとしてもいい機会になりました。
組み立て
平日の業務終了後に社内でボタンの組み立て作業を行いました。 設置できる個数には限りがありますが、材料をたくさん買ったのでみんなで作れるだけ作りました。 コントローラーが扱える回路を伝授した後にはんだ付けや、カシメ工具での端子の取り付けに挑戦しました。
シンプルな回路ではありますが、コントローラーに繋いで、ボタンが認識していることを確認できるとやはり嬉しいものですね。
回路として完成したら、ボタンを取り付ける台座も作ります。
100均で購入した大小様々なプラケースへ超音波カッターで穴をあけ、ゴム足をつけました!

出来上がったボタンをコントローラーへ接続します。
組み立てたボタンを動かしてみる
自分たちで作ったボタンをコントローラーへ結線し、開け閉めを行います。


社内で運用する
モールの施工
配線を引っ掛けると危ないため、社内のフィールドチームの助けを借りてモールを取り付けます。

利用回数を確認する
Akerunコントローラーでは、今回のような外部からの入力信号の他、ICカードやスマホアプリなどの解錠要因も解錠時間とともに記録しています。
そのため、社内でボタンが押された回数も解錠要因を使って集計できます。

解錠履歴はAkerun ConnectからCSVでの出力もできるので、解錠履歴ごとの集計も可能です。

まとめ
設置したボタンや活動内容についても好評でした。 突発的なイベントも、楽しみながら学びの機会にできたのは非常によかったと感じています。
また、実際にボタンを設置していることで
- 「コントローラーの評価でも押しやすいボタンが欲しい」
- 「実際の現場の配線のイメージを伝えるのに、特定のスイッチを使いたい」
などの業務での需要も聞くことができ、サークル活動から業務の選択肢が広がることにも貢献していました。
これからも、ためになるサークルを目指して活動を続けていきます。