この記事はAkerun Advent Calendar 22日目の記事です。
本日も昨日に引き続きエンジニアの@koichi222が担当します。
先日バルミューダトースターがIoT化 されたことにより、フォトシンス社内で優雅な朝食をいただくことが可能になり従業員のQOLが向上しました。
しかし、最高の朝食にはまだ足りない物があります。
そう、コーヒーです。
私も毎日コーヒーを飲んでいますが、インスタントコーヒーは少々物足りなくなってきました。 しかしいいコーヒーメーカーを買うのはちょっと敷居が高いし、毎朝手動ミルで挽くのも億劫・・・
そうだ、我々にはAkerunがある。
ということでAkerunとコーヒーミル連携を実装しようと思います。
今回はこちらのコーヒーミルを使用します。

HARIO (ハリオ) 手挽き コーヒーミル セラミック スケルトン ブラック MSCS-2B
- 出版社/メーカー: ハリオ
- メディア: ホーム&キッチン
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ではAkerunと連携(物理的な意味で)させていきましょう。
コーヒーミルの取っ手とフタを外すとこのような機構になっています。
元々付属している金具を利用し、3Dプリンタで作成したアタッチメントと組み合わせ、このようなアタッチメントを作成しました。
アタッチメントをミルに取り付けます。
現代アート感が出てきましたが続けます。
ちなみにこの時点でツマミ部分を手回ししてみましたが、かなり硬い・・・
仕事柄これまで多種多様の鍵を回してきましたが、それらと比較しても歴代トップクラスの渋さです。
大丈夫だろうか・・・
百聞は一見に如かず、やってみましょう。 そこらの木でサクッとAkerunの台座を作り、アタッチメントにはめ込みます。
一気にコーヒーメーカー感が増しました!いいですね!
いよいよアプリから操作してみます。緊張の一瞬・・・
ギリギリですが、なんとか豆は挽けるようです!
しかし新たな問題も発覚しました。
Akerun Proは様々な種類の鍵に対応するために解錠位置と施錠位置の角度を自由に設定できるようになっているのですが、
設定位置した位置に達すると動作を停止するため、コーヒー豆を挽くのに適した仕様になっていないのです。
困り果ててファームウェアエンジニアの@ishturkに相談したところ、停止を指示するまで回り続ける特別なファームウェアを用意してもらうことができました!これでどんどんコーヒー豆を挽いていきます。
勿論、アプリだけでなくAkerun Remoteを経由した遠隔操作も可能です。
朝家をでる頃に遠隔操作すれば、出社した頃には引き立ての豆が用意されているという素晴らしい体験ができますね。
しばらく動かした後、挽いた豆はこんな感じになりました。
けっこう粗いですね。
肝心の味はどうなんでしょうか。
うーん、何とも言えない味です。
香りはいいし、悪くない!が、何かがたりないような・・ ただ一生懸命に挽いてくれたAkerunのことを思えば自然と美味しく感じてきます。
以上、Akerun。コーヒー豆を挽ける、だだひとつのスマートロック、でした!いかがだったでしょうか?
優雅な朝を過ごしたい方は、ぜひAkerunバルミューダトースターとAkerunコーヒーミルをお試しください!
最後に
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